間質性肺炎とは
間質性肺炎とは、肺の血管や壁(空気が出入りしている空間部分と区別して”間質”とよばれます)に炎症が起こる疾患です。間質性肺炎により、肺の壁が厚く・硬くなり、肺がうまく膨らんだり縮んだりすることができなくなってしまい、呼吸困難や息切れなどの症状が出ます。
次の症状などが特徴として見られます
- 息苦しさを感じる
- 痰を伴わない乾いた咳が出る
- 咳止めの薬を飲んでも咳がなかなか良くならない
- ばち指(指の先が太鼓のバチのように太くなる)
- チアノーゼ(皮膚や爪の色が青紫色になる)
- 両親や兄弟や子供に肺線維症・間質性肺炎にかかった人がいる
- 膠原病・自己免疫・リウマチ性の病気と医師に言われたことがある
- 建設業などアスベストや粉・煙を吸い込む可能性のある職歴がある