腎性尿崩症とは
腎性尿崩症は、尿の濃度や量を調整するホルモンに腎臓が反応しなくなる病気です。尿から体に必要な水分を再吸収することができず、多量にうすい尿が出ます。遺伝性のものと、薬剤やがんなどの疾患によって引き起こされる後天性のものがあります。
次の症状などが特徴として見られます
- 現在、抗がん剤、抗ウイルス薬、抗菌薬、抗HIV薬などを使用した治療を受けている
- 半年以内に全身麻酔の手術をしたことがある
- 皮膚や唇、舌などが乾燥している
- 倦怠感がある
- 乳児であり、38℃以上の発熱や嘔吐がある
- 非常に喉が乾く
- 尿が多量に出る
- 食欲がない
- 多量に水を飲む
- 慢性腎盂腎炎や、高カルシウム血症、低カルシウム血症と指摘されている