無排卵性月経とは
無排卵性月経は、脳内から卵巣へのホルモン機序の未熟性や下垂体腫瘍、手術や化学療法でなどで卵巣障害が生じるなどさまざまな原因で排卵が起こらない状態を言います。ホルモン機序や卵巣の未熟性は若年者に多いと言われています。
次の症状などが特徴として見られます
- 生理周期(生理から次の生理までの期間)がおかしい
- 生理の出血量が極端に少ない
- 月経周期が39日以上(生理がなかなかこない)
- 妊娠の可能性はない
- 食欲がない
- 肥満傾向である
- 多嚢胞性卵巣の指摘を受けたことがある
- 卵巣疾患で、手術・化学療法・放射線治療を受けたことがある
- 体毛が濃くなるなど男性化がみられる
- 乳汁分泌がある