透析不均衡症候群とは、透析を行った後に生じる一連の症状で、透析を導入したばかりの方によくみられます。透析を行うと体内の血液中の老廃物は急激に除去されますが、脳内の老廃物の除去には時間がかかるため、体と脳に濃度差が生じます。脳の老廃物を薄めようとして脳が水をどんどん吸収し、脳の内圧が高くなり、腹痛・吐き気・嘔吐などが引き起こされます。
次の症状などが特徴として見られます