薬剤性嗅覚障害とは
薬剤性嗅覚障害とは、薬の服用で臭いを感じなくなっている状態です。高血圧治療薬、抗菌剤などが原因として挙げられます。内服開始後、比較的短時間で症状が出る場合や、内服開始後、大分たってにおいがしなくなる場合もあります。
次の症状などが特徴として見られます
- テガフール・ウラシル(商品名:ユーエフティ)による抗がん剤治療中または治療後である
- チアマゾール(商品名:メルカゾール)による甲状腺疾患治療中または治療後である
- 化学薬品や有毒ガスを吸ってしまった
- 新たに内服薬を開始してから、においがわからなくなった