海綿静脈洞血栓とは
海綿静脈洞血栓は、頭蓋骨底に位置して顔面からの静脈血が流入する静脈洞で血栓が生じる病気です。主に副鼻腔炎や歯性感染症などの顔面感染症から発症して、髄膜脳炎、失明、下垂体機能不全などを合併することもあります。
次の症状などが特徴として見られます
- 頭が重い
- 体温が37.5℃以上
- 目の痛みがある
- 目の動きが悪く、ある方向に目が動かせない
- ものが二重に見えるなど、視力に異常がある
- 瞳孔径(黒目の部分)が左右で差がある
- 眼球が突出した
- 顔面の感覚が鈍い
- 瞼の浮腫みがある
- 顔面の痛みがある